皆さまこんにちは!
ちゃんぽん常習犯の、もんすけでございます。
お酒を飲む人なら一度は聞いたことがある言葉「ちゃんぽん」。
酔いやすい、悪酔いしやすい、二日酔いになりやすいなど、あまりいい噂は聞きませんが、そもそも何で「ちゃんぽん」って言うかご存知ですか?
ちゃんぽんと言えば真っ先に浮かぶのは長崎ちゃんぽんですが、同じ意味なのでしょうか?別の意味なのでしょうか?
など、今回はそんなお酒の「ちゃんぽん」にまつわる色々な疑問に応えるべく調査しました。
お酒の席でのネタにでもご活用して頂ければ嬉しいです!
ちゃんぽんの意味、由来
結論から言うと、長崎ちゃんぽんのちゃんぽんと同じで「混ぜる」(まぜこぜ・ごちゃまぜ)と言う意味になります。
ではなぜ混ぜるが「ちゃんぽん」と呼ばれているかと言うと、これには諸説あります。
諸説あるちゃんぽんの由来
- 当時長崎に留学していた中国人の呼び方であった「チャン」と日本人の「ポン」を組み合わせた
- 華僑に「チャポン、チャポン(どうぞ食事を)」とすすめられた汁そばを日本人がチャンポンと勘違いした
- 中国、福建語の「ご飯食べた?」という意味の挨拶「吃飯」(シャポンやセッポンと発音)から
- ポルトガル語のチャンポン(混ぜる・混合するの意味)から
ちなみに沖縄の名物料理である「チャンプルー」も同じ「混ぜる、まぜこぜにする」という意味です。
一般的にお酒で使われる「ちゃんぽん」は、数種類のお酒を混ぜて作るカクテルなどのことではなく、ビール、ワイン、日本酒、ウイスキー、焼酎など色々な種類のお酒を次々に飲んで、胃の中で取り混ぜることを言います。
もっと言うと、ビール、ワイン、日本酒は醸造酒、ウィスキー、焼酎は蒸留酒のため、醸造酒↔︎蒸留酒を行き来することが本当のちゃんぽんだと言う人もいるようです。
悪酔いしやすいって本当?
ちゃんぽんしたからといって酔いやすかったり悪酔いしやすいという科学的根拠は見つかっていません。
つまり、
×「ちゃんぽん」したから悪酔いしやすい
ではなく
〇 悪酔いしやすい飲み方が「ちゃんぽん」
ということになります。
では悪酔いしやすい飲み方とはなにか、それは、経験したことある方なら分かると思いますが「勢いよく飲んでしまう」ですよね。
緊張をほぐすため、ストレスが溜まっていたため、酔いたい気分だったため、などなど勢いよく飲んでしまう理由はいろいろありますが、どれも良い思い出はないはずです。
例えば、ビール→ビール→ビールより、ビール→ハイボール→ビールの方が口当たりが変わって飲みやすくなり、勢いよく飲んでしまう気がしませんか?
私は前者の場合45分ぐらいかけて飲みますが、後者の場合20分でいける気がします。(笑)
これこそが、お酒をちゃんぽんすると悪酔いしやすい所以の正体なのです。
二日酔いになりやすいって本当?
まったくの事実無根です。
二日酔いになるかどうかはアルコール摂取量と分解時間が全てのため、複数種類あるからと言って分解しにくいという事実はありません。
ドイツで以下のような実験が行われました。
ドイツで行われた実験
19歳から40歳までの90人を3つのグループに分け、グループ毎に別々の飲み方をしてもらい、飲酒と二日酔いの程度の関連性を調べました。
グループ① ビール1.4ℓ → 白ワイングラス4杯
グループ② 白ワイングラス4杯 → ビール1.4ℓ
グループ③ 白ワインのみ or ビールのみ
一週間後、今度は逆の順番でアルコールを摂取。
結果、二日酔いのひどさは飲んだ順番とは無関係で、女性が男性より気分が悪くなりやすいということが分かっただけ、とのことでした。
体に悪いって本当?
ちゃんぽんという飲み方が体へ悪影響を引き起こすことはありません。が、ちゃんぽんする→口当たりが変わり飲みやすくなる→飲み過ぎてしまう→二日酔いなどを引き起こす→ちゃんぽんは体に良くないと言うイメージが植え付けられる これが体に悪いと言われている正体です。
ちゃんぽんする人の傾向として、最初はビールなどアルコール度数が低いものから始まり、次第に日本酒やワイン、ウイスキーなどアルコール度数の高いお酒へ移ることが多い為、最終的なアルコール摂取量が多くなってしまうのです。
ちゃんぽんでも、自分で飲む量をコントロールできればまったく問題ないという事になります。
まとめ
いかがでしたか?
結局、適量を適度なペースで飲むのが一番お酒を楽しめるということがよくわかりましたね。
お酒の席で他人に迷惑をかけるような失敗をしないためにも、自分の限界は事前に把握しておきましょう!
それでは!
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