皆様こんにちは!
出張が多いサラリーマン、もんすけでございます。
出張が多いサラリーマンにとってスーツケースは必須なアイテムですが、スーツケースのキャスターってなんであんなに壊れやすいんでしょうか?普通に使っているだけなのに、ゴムの部分が欠けたりホイールが取れたりしたことありませんか?
しかしメーカー修理は高いと聞くし、本体を買い直すのはもっと高いし。
色々考えている中で閃いてしまいました。「あれ?どうせボロボロで捨てるのは時間の問題だし、壊れるの覚悟で自分で修理してみればいいんじゃないか?」と。
ということでDIY未経験のサラリーマンができるだけお金をかけずに修理に挑戦してみました!
結論から言うと、修理費約500円のわりにとっても満足できる仕上がりでした。
私と同じようにスーツケースのキャスターを直したいけどお金はかけたくない!という方の参考になれば幸いです。
※本記事はキャスターのゴム部分が欠けてしまった方向けの記事になります。
なぜ自分で修理しようと思ったか
私はサムソナイト製のスーツケースを使っているのですが、公式で調べたら2輪の場合1個のキャスターを修理するのに8000円というなんとまぁ高いこと高いこと。
良い製品なので高くなってしまうのは仕方ないかもしれませんが、気軽に交換できるお値段ではないですよね。
要は値段です。マネーです。節約したくて自分で修理しようと思いました。
修理前のキャスターの状態
私の5年間愛用しているスーツケース。
パッと見まだまだ現役ですが、キャスターのゴム部分が悲惨で欠けに欠けて攻撃的な容姿になってしまっています。
運んでいてもホイールのくせにコロコロではなくザクゴロザクゴロと変な音がして、手に伝わる振動も激しいです。
今回はこの部分を修理していこうと思います。
必要なもの
・シューズドクターM(セメダイン)・・・主役!これがないと修理不可。
私はカインズホームにて534円で購入しました。
開封するとこんな感じ。
入っていたものは、
①チューブ状の本体
②ヘラ
③やすり
④プラスチックのガイド
で、今回私が使ったのは①、②、③です。
理由はこの後説明しますが、本当に必要なのは①だけです。
修理開始!
さーいよいよ修理していきます。
①を欠けたゴムのキャスターに満遍なく付けていくのですが、まぁこれが地道なこと。小学校の図工で使った絵の具を思い出します。(笑)
ホイールを少し回しては付けて、回しては付けて・・・途中付属のヘラを駆使してより平らになるよう整えるのですが、結果的にこれが無意味なのでこれから挑戦する方はヘラによる整形は必要ありません。(使っていくと自然に形が整うため)
合計30分ぐらいはやったんではないでしょうか?
結果こんな状態です。
ん?これ本当に大丈夫か?状態です。とにかくべちゃべちゃのテカテカ状態です。(笑)
とにかく無心で平らになるように塗りたくりました。
形を整える
説明書に書いてあることを忠実に守り、塗った後は固まるまで24時間待ちました。
そして次の工程はヤスリを使ってデコボコを減らす作業です。これが一番地獄でした。
元はチューブ状ですが24時間経つとただのゴムになるので、これをヤスリで磨いてできるだけ平らにします。
いや、ゴムを薄っぺらいヤスリで磨くとか拷問です。
まぁ磨けど磨けど削れないこと。時間にしたら20~40分はただ一心に磨いたと思います。たまに割り箸にヤスリを巻き付けてみたりして。あんまり効果はないんですが。
頑張って磨いた結果がこちら。
うん。なんか汚い。ゴムをヤスリで磨くと白くなります。
例えが悪いですが、ふわふわ食感のチョコAeroに見えてしょうがないです。
※最終的に一回使ったら自然に削られるため、この工程は必要ないです。ヤスリで磨くのが好きな方のみ行ってください。
デビュー戦
待ちに待ったデビュー戦。キレイに修理できてデコボコが軽減されたからって誰かに何かを貰える訳ではありませんが、楽しみです。
私の修理された相棒のデビュー戦は、東京ー盛岡間です。さぁどうなることやら。
第一R 自宅→最寄りの駅 約9分
コロコロコロコロ うん。素晴らしいです!今までのザクゴロザクゴロという音を一切奏でることなく、スムーズに進んでくれます。あ~苦労した甲斐があった。本当にそう思いました。
完全に勝利です。この時点で嬉しさのあまりニヤニヤしています。
第二R 盛岡→徒歩14分
コロコロコロコロ 不思議です。さっきよりなおスムーズなコロコロを聞かせてくれました。
そうです。このキャスターは戦いの中で成長しているんです!ではなく、自然に削られてより丸み帯びているんです。
最終的にホテルに着いた時にはこの状態になっていました。
どうですか?普段使う分にはまったく問題ないぐらい修理できたと思いませんか?
まとめ
結論、メーカー修理に出さなくてもタイヤの欠けなら自分で修理できることが証明できました!
スーツケースは安いものではなく修理も基本高額です。同じようにスーツケースのキャスターが欠けてしまった方、捨てる前にダメ元で一度自分で修理してみてはいかがですか?
それでは!
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